「TechCrunch」より引用
今回の怪我により、今季の出場は絶望的とみられています。リン選手はマスコミ陣に会見を開き、悔しさを滲ませながらも、以下のコメントを残しています。
「来週早々にも、半月板損傷の手術を受けることになりました。今年はほとんどプレーが出来ず、今、左ひざを治しておかなければ、チームに貢献することが出来ない。 今まで以上に強く、上手くなって戻ってくる。復帰のためなら自分で出来ることは何でもする。」とコメントしています。
リン選手の本名は、ジェレミー・リンことジェレミー・シューハウ・リン、カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれ、両親は台湾の出身。バロアルトで育ち、幼少期時代、地元のYMCAで兄弟とともにバスケットボールをプレイしていました。
高校はカリフォルニア州のパロアルト高校に進学。バスケットボールチームのキャプテンを務めた三年生時には、カリフォルニアのCIFディヴィジョンで32勝1敗を記録。
そして、高校卒業後は、ハーバード大学に入学。その後、大学卒業後は、NBA初の台湾系アメリカ人選手としてニックスに入団。最初は目立った成績を残せませんでしたが、ベンチからの貢献が認められ、シーズン途中から先発メンバーとなりました。
2012年は35試合に出場し、平均14.6得点、6.1アシストを記録し、チームに貢献。その矢先、今回の左ひざ半月板損傷の怪我に合い、とても悔やまれるところです。
ニックスは2012年3月30日の時点で、26勝26敗の成績で、プレーオフ進出圏内ぎりぎりの8位を低迷。今回の怪我はリン選手が一番悔しい思いをしていると思いますが、チームとしても、とても痛い痛手を負ってしまいました。
リン選手にはしばらくの間、半月板損傷の治療に専念していただき、1日も早く、元気にプレーしている姿をファン、チームの前で見せて欲しいものです。そして、必ず復帰し、今までのようなスーパプレイを見せてくれることを期待しましょう。